2021年4月に読んだ本を紹介していきます。
年度始まりでなかなか本が読めませんでしたね。
以下敬称略
「蟹工船」小林多喜二
教科書にもその名が載っている「蟹工船」を青空文庫で読みました。プロレタリア文学の代表作ですね。
舞台は蟹工船、蟹を漁獲して船の上で缶詰に加工する工場機能付きの船です。その労働環境について問題提起をしている作品です。読めば、資本主義について考えさせられます。
エグい描写もたくさんありますが、青空文庫で無料で読めるので、読めそうな方にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
「嫌いでいさせて」1・2巻 ひじき
オメガバースという設定が最大限に生かされたBLマンガです。
1巻読んで気づいたら2巻も買っていました。
娘のしずくちゃんが好きなので彼女の今後について続編出して欲しいなー、なんて思っています。
「森の戦士ボノロン」2020.12
ネコのミーシャと音楽家ソラトのお話。
誰かのためを思って作った作品は、いつの間にかみんなに届いているんですね。
ちょっと前の号ですが、たまたまコンビニで手に入れたので読みました。
「はじめての聖書」橋爪大三郎
聖書、気になるけどなんか難しそう。と思っている方におすすめです。
とりあえず最初の数ページだけでも読んで欲しい。橋爪先生を通して見る聖書はめちゃくちゃわかりやすいです。読みやすい。
この本をきっかけに聖書に手を出したくなること間違いないです。
聖書はキリスト教圏の人々にとっては教えてもらわなくてもわかっていることなんですよね。日本人が桃太郎のストーリをそらんじれるように、当然にみんな知っている。
だから「はじめての聖書」を読んだ後に外国の映画を見ていると、あーこれは聖書のあの感じなんだなーと思うわけです。洋画だけじゃなくて、日本のアニメにも聖書の要素はたくさんあります。今まで引っかからなかったシーンが気になってくるので、とても面白いです。
「やさしいアロマ生活」6号7号
6号はローズマリー、7号はベルガモットの精油がついてきました。
香りにも持続性があって、レモンやグレープフルーツなど揮発速度が速いものはすぐ香りがなくなってしまいます。
速い順からトップコート、ミドルコート、ベースコートの順で香りの持続が長くなっていきます。精油をブレンドするときにはそれぞれの香りの性質を理解して混ぜるとより一層香りを楽しめるようになるのではないでしょうか。